中古品販売に必要な資格|有給休暇一日でどこまでいけるか?

ジャンク品の山画像

中古品を販売するのに資格が必要だって知ってました?

私はそんなものが必要とは思わずに、今まで衣類や家電・パソコンなどを販売していました。


家の不用品を販売するのであれば、特に何の資格も必要ありません。

これが売買目的で中古品を仕入れて販売する場合、その取扱いに関して資格等が必要になることを知りました。


ここ最近、中古パソコンの販売が軌道に乗り始めこのままいくと月次利益20万円くらいになりそうなため、急遽この「資格」について調べ始めたところです。

ゆうひろ

副業やる時間もないのに、資格取得まで手が回らないよ……


今回は、中古品の販売に必要な資格を有給1日を使って取得できないかを実際に試してみました。

その一日の過程をお伝えいたします。

目次

【時間ない人必見!】中古品販売に必要な資格と一日で取得できるかを実践

去年から転売に力を入れ始めた私ですが、大した利益が出ているわけでもなく取り立ててあまり意識はしていませんでした。

ところが先月から始めたPC-BASが絶好調


先延ばしにして良いことは何もないため、中古品の取り扱いに必要な資格等を調べることにしたわけです。

中古品販売に必要な資格は? 

色々と調べた結果として、中古品販売に必要な資格は特にはなく、古物の取り扱いを申請する手続きが必要なことが分かりました。

それが「古物商」申請手続きになるわけです。

なので中古品の販売に必要な資格はなく、古物商の申請手続きが必要というのが結論になります。


古物商許可申請|手続きは一人でできる?

中古品販売に資格が必要ないといっても、古物商の申請手続きはなんだか難しそうなイメージ。

しかも手続きは主たる営業所がある地域の警察署でするみたいです。

ゆうひろ

なんだかよく分からないけど不安……


何も悪いことをしているわけではないけど、警察署に行くこと自体のハードルが高く感じてしまうのは私だけではないでしょう。

「資格」「手続き」という言葉を見ると拒否反応を示してしまうほど、この点を調べるのも苦手。

とはいえ、時間が1日しかないのでできるところまでをやってしまおうと朝一からWEBブラウジングしているときに見つけたのがこれです。


面倒なことをすべて引き受けてくれて、しかも価格が23,000円で済んでしまう。

なんか古物商申請手続きはややこしそうだし、専門家に頼めば確実だから頼んでも良いかな!


なんて思いかけた矢先にかみさんから、NG出されました。

みえちゃん

お金に頼らず自分の力でやりなさい!

とりあえず管轄の警察署に電話して、必要な書類等を確認することから始めました。

古物商許可申請|必要な書類一覧

古物商許可申請に必要な書類(個人)

・許可申請書 別記様式第1号その1(ア)
・許可申請書 別記様式第1号その2
・許可申請書 別記様式第1号その3 
※今回は必要なし
・許可申請書 別記様式第1号その4

・略歴書(直近5年間)
・住民票の写し(本籍が記載されたもの)
・誓約書(本人)
・誓約書(管理者)
・身分証明書 
※本籍地で取得が必要
・URLの使用権限があることを疎明する資料
 ※今回は必要なし

早朝9時におそるおそる電話してみました。

やくざ風のドスの利いたおじさんが出るかと思いきや、電話越しから聞こえるのは比較的若そうな男性の声。


古物商取得に必要な書類を確認すると、丁寧に教えてくれました。

午前中は忙しいようで、午後に来られるようであればお願いしますという感じでした。


提出する書類は基本的に警視庁ホームページからダウンロードできるので、あとは書くだけなんですが問題は身分証明書でした。

本籍地の市役所までいかなければならず、これが往復で2時間掛かる距離。


あまり時間もないため、ダウンロードした書類を印刷して分からないところは飛ばして書きます。

1時間後に書類を持って本籍地の市役所に向かうことにしました。

古物商許可申請|必要書類の身分証明書は本籍地の市役所で

地元の市役所が連休の谷間だったせいか、混雑で1時間以上待たされました。

普通の平日であれば5分、10分で取得できるものだけに、市役所が混雑しない時期に取得するのが望ましいですね……

ゆうひろ

もう往復でクタクタだよ

古物商を申請する警察署近くの駅までいき、その近くの支部サービス事務所で住民票の写しを取得し、その勢いで警察署へ向かいます。

古物商許可申請|警察署で手続き

警察署入口受付で古物商許可申請に来た旨を伝えると、対象階を案内されました。

警察署へ入るのは何年振りになるだろう?


運転免許の更新以来なので、かれこれ3年降りになります。

防犯係の入口に向かう際に、電話を受けてくれた担当官の方が待っていてくれました。


電話時に確認した書類一式を提出し、書き方が分からず空白にしていた部分は教えてもらいながら埋めていきます。

その後に提出書類に不備がないかを確認するのに入口で10分ほど待ちました。


内容に問題がなかったようで、手数料支払いの紙を受け取り支払い窓口へ。

古物商申請手数料は19,000円になります。

古物商許可申請|警察署で手数料19,000円を支払う

支払い窓口は一つ下の階にあり、そこの窓口まで行って手数料の19,000円を支払いました。

何気に現金のみの対応かと思いきや、バーコード決済も対応していてメルペイでも支払いができるようです。


時代の進化とともに、国の機関もそれに対応したツールを導入してるのだと少し関心してしまいました。

ゆうひろ

便利な時代になったもんだ

中古品販売に必要な資格|まとめ

手数料支払い後にもう一度防犯係の窓口へ行き、『申請・届け出受領書』をいただいて終了です。

これで古物商許可申請手続きは終了、40~45日後に問題なければ無事に許可となるとのことでした。


提出書類に問題が見つかったときは、また連絡をもらえるということなので一旦これにて手続き自体は終了です。

ほぼ半日の時間が掛かりましたが、申請手続きまで済ませることができました。


無駄な料金をかけずに、自分一人でも取得可能なレベルです。

よっぽど忙しい方でもないかぎり、行政書士のような専門家に依頼せず警察署の担当の方に聞いて解決が望ましいと感じました。

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